Windows Web Server のインストールが完了し、OS が立ち上がったら、まずコンピュータ名を変更しましょう。
以前の Windows Server だとコンピュータ名などはインストール時に設定するんですが、Windows Server 2008 からはインストール時に指定できるオプションは何もないので、ここで最初に設定しないといけないんですね。

初回立ち上げ時に、サーバーの初期構成タスクが自動的に起動するので、「コンピュータ名とドメインの入力」をクリックします。

サーバーをドメインに参加させる場合は、そちらもここで設定してください。
設定が完了したら、再起動。
次に、Web サーバーとなる IIS を導入します。
Windows Server 2008 より、サーバーの各機能は「役割の追加」や「機能の追加」から行う必要があり、初期状態ではなにもインストールされていない状態となります。
Windows Web Server 2008 も同様で、IIS を導入するには、「役割の追加」より行う必要があります。
初期構成タスクウィンドウより「役割の追加」をクリックすると、役割の追加ウィザードが開きますので、Web サーバー (IIS) をチェックします。
「Web サーバー (IIS) に必要な機能を追加しますか?」と尋ねられるので、「必要な機能を追加」をクリック。

ウィザードを先に進めると、次にインストールオプションが表示されるので、IIS で使用する機能を選択します。

ここでは、ASP.NET Web アプリケーションの利用を考えている場合は、ASP.NET をチェックします。
FastCGI を利用して、PHP Web アプリケーションなどを動作させたい場合は、CGI をチェックします。その他必要なものを環境に合わせて選択してください。

さらにウィザードを進め、無事にインストールが完了したら、上記の表示になります。内容を確認して「閉じる」をクリック。
以上で、IIS の導入は完了です。Web ブラウザを利用して、http://localhost/ にアクセスして、Web サーバーが起動しているかどうか確認してみましょう。

このようなページが表示されたら、無事 IIS が動作しているということになります。
さてさて、せっかくなので、このサーバーを外部に公開したいと思います。
残念ながら、我が家のインターネット環境は固定IPではないので、ダイナミックDNSサービスを利用して外への公開を行いたいと思います。
その前に、ルータの設定が HTTP (Port 80) を公開可能な設定になっているかどうか確認してください。手順についてはルータによって異なりますので、ここでは割愛します。
ダイナミック DNS は、ネットワーク機器などのベンダーでもある Planex Communications が提供している、無料のダイナミックDNSサービスの CYBER GATE DDNS を利用させていただこうと思います。
他にもさまざまなダイナミックDNSサービスがありますので、どこを利用するかはお好み次第ですが、私は信頼できる企業が提供している無料サービスということでこちらを選択しました。
また、バックアップとして複数のダイナミックDNSを設定しておくというのもありかと思います。
サービスの利用については、会員登録後、「各種サービス登録・追加登録」より行ってください。
登録が完了したら、現在のIPアドレスでDDNSのAレコードを更新してください。
ダイナミックDNS、ルータの設定に問題がなければ、外部からダイナミックDNSサービスで設定したURLに外部からアクセスしてみてください。といっても内部のPCからは確認できないので、啓太電話などを利用するか、Netcraft などを利用してください。
とりあえずは、こんなところで外部公開までは完了です。
ちなみに、ダイナミック DNS はプロバイダにより割り当てられたIPアドレスが変更された場合に、再度Aレコードの更新を行う必要があります。
でも、さの際にいちいち Web サイトにログインして、更新操作を行うのは面倒なものです。
私の場合は、DiCE というダイナミック DNS クライアントアプリケーションを常駐させています。このDiCEは各ダイナミックDNSサービスに対応しています。もちろん、CYBER GATE DDNS にも対応していますので、こちらを利用すると便利です。
以上で、IISの導入~ダイナミックDNS設定編を終わります。
次回は、FastCGIによるPHPの導入にいきたいと思います。